勤式練習生課程カリキュラム

本願寺派僧侶の務めである「勤式作法」の実践において必要な、声明・正信偈・礼讃・読物の基礎的な唱法習得や内陣出勤などの実践を通して、報恩講や葬儀・年忌法要などの寺院における各種法務に必要な規範や作法を習得するための実践研修です。また、研修期間中、本山の法要儀式に参拝し、晨朝勤行に出勤することにより、本山の荘厳や儀礼を実地体験しながら研修することにより、法式儀礼についての学びをより深めていただくことができます。

親鸞聖人

さらにこの課程の修了試験において、一定基準の評価をされた方には、秋から次年3月までの「勤式研究生課程」に進学するための基礎資格が与えられます。宗門におけるより多くのお勤めや、御堂で演奏する雅楽を習得することができます。表現の豊かな声明の唱法技術や確立した作法が学べ、御正忌報恩講をはじめとする本山の法要や儀式などに出勤するだけではなく、お荘厳や儀式の参加なども体験することができます。

ごんしきしどうしょ れんしゅうかてい

開講期間

4月~7月

講義時間

8時50分~17時00分

募集人数

50名程度

出願資格

①本願寺派僧侶[入所試験までに得度式を受式された方]

 ※得度式受式見込みで出願されます方は、入所試験までに得度式を受式されなかった場合、受験できません。

②入所年度の4月1日時点で満20歳以上の方

③当11所課程未修了者

 ※勤式練習生課程・研究生課程を修了されている方は受験できません。

 

講  義

1 声 明     

声明集を中心に声明の基本から学び習得をめざす講義です。
○内 容

 声明集(上・下巻)、別冊及びその他(宗祖讃仰作法、葬場勤行、佛事勤行、正信念仏偈作法〔第二種・第三種〕、奉讃蓮如上人作法、意訳勤行〔らいはいの歌、しんじんの歌〕、共通勤行など)

  1. 2 正信偈  

    正信偈和讃の習得をめざす講義です。
    ○内 容
     行  譜・草 譜・三帖和讃

3 礼 讃

往生礼讃偈の唱法の習得をめざす講義です。                

○内 容

 往生礼讃偈、般舟讃

4 読 物

御文章・御伝鈔など読物の習得をめざす講義です。

○内 容

 御文章、御俗姓、御伝鈔など 

5 勤 行 

日常的に使う勤行・葬儀から法要で使う作法まで、役配を定め、実際にお勤めの実唱・作法・荘厳を実習・習礼を通して実践的に学んでいただく講義です。 

6 その他

○内 容
法式故実 :

勤式(法式規範)・荘厳等の歴史を中心とする講義

仏教音楽 : 音楽法要、宗祖降誕会・仏教讃歌に関する講義
声明講讃 : 典拠・解釈、勤行の意義、真宗の儀礼に関する講義
唱 読 音  : 本派における唱読音に関する講義
発 声 法  : 発声方法の基礎的概要と実技に関する講義
音楽理論 : 声明・雅楽にかかわる音楽的理論に関する講義
そ の 他  : 実践運動に関する講義

7 実地研修

本願寺の晨朝、または本山恒例法要に出勤・参拝し、本山のお勤めを経験していただきます。

試   験

(1)中間試験・・・履修科目の中から行う
(2)修了試験・・・習得技量の最終確認

 

資   格

(1)巡讃許可申請資格・・・ 練習生課程修了者は巡讃の許可を申請することができます。
(2)法務員資格試験の免除・・・ 修了試験合格者で一定の基準の評価をされた方は、法務員資格試験の免除を申請することが出来ます。

※「勤式研究生課程」に進学を希望される方は、入所試験の基礎資格として教師の取得が必要となります。当課程中に「教師教修」や「教師教習出願資格試験・講習会」などの研修に参加することは出来ませんのでご注意ください。