家庭の仏事・作法
三、合掌・礼拝のしかた
合掌・礼拝のこころ
・阿弥陀如来へのごあいさつは、合掌・礼拝にはじまり合掌・礼拝におわります。
・礼拝は祈ることではなく、「み仏のお徳をたたえ、敬うこと」ですから、「お礼をする」ともいいます。力まず自然な気持ちで、しかも怠りなくつづけましょう。
合掌・礼拝のしかた
・合掌は、両手を胸の前に合わせて、指をそろえて約四十五度上方にのばし、念珠をかけて親指で軽くおさえます。
そのまま肩・ひじをはらず自然に背筋を伸ばし、ご本尊を仰ぎ「南無阿弥陀仏」とお念仏をとなえます。
・礼拝は、合掌したまま上体を約四十五度かたむけてお礼をし、上体をおこしてから合掌をときます。