家庭の仏事・作法

六、仏 壇

・仏壇は、迷える私たちをすくわずにはおれないと、常に寄り添い、はたらいてくださっているご本尊、阿弥陀如来をご安置するために置くものであり、「お内仏」ともいいます。よって、仏壇は家庭のなかで最も尊厳な場所であり、家庭生活の中心となるものです。

・仏壇は、故人や位牌のためのものではなく、日々を生きる支えである阿弥陀如来のお慈悲に私が遇う場所ですから、「うちには亡くなった人がいないから、仏壇はまだいらない」という考えかたはしません。
私がお慈悲に気づかせていただく場こそが仏壇であり、私が仏法に出遇わせていただいてこそ「仏事」なのです。

・仏壇は粗末な扱いにならないで、しかもみんなに親しみやすいところに置きましょう。また、仏壇を置く場所や方角、お迎えする日の吉凶など、迷信や俗信にはとらわれないようにしましょう。

・新夫婦が実家とは別の場所で世帯をもつときや、子どもが就職や就学のため家庭を離れて独りで生活をするときなどには、仏壇を置きご本尊をご安置するようすすめましょう。

本ページは『浄土真宗 必携 み教えと歩む』「第5章 宗門の作法と仏事」をもとに、ホームページように作成したものです。