・念珠は主に、仏前で礼拝するときに用いる法具です。
・念珠は大切な法具ですから、投げたり畳や床の上に直接置いたりせず、ていねいに取り扱ってください。
・念珠を身につけることは、門徒の大事なたしなみのひとつです。家族の一人ひとりが、かならず念珠をもちましょう。
〈念珠のもちかた〉
・合掌のときは両手にかけて、ふさを下にたらし、親指でかるくおさえます。
合掌しないときは、左手にもちます。
仏事に際しては、僧侶も門徒も服装をととのえます。
門徒の方は、念珠とともに「門徒式章」を着用し、威儀を正しておまいりしましょう。また、門徒式章の首後ろ側部分に下がり藤紋があるときは、上下逆にならないように気をつけましょう。
本ページは『浄土真宗 必携 み教えと歩む』「第5章 宗門の作法と仏事」をもとに、ホームページように作成したものです。