家庭の仏事・作法

二、念珠・門徒式章

念 珠

・念珠は主に、仏前で礼拝するときに用いる法具です。

・念珠は大切な法具ですから、投げたり畳や床の上に直接置いたりせず、ていねいに取り扱ってください。

・念珠を身につけることは、門徒の大事なたしなみのひとつです。家族の一人ひとりが、かならず念珠をもちましょう。

〈念珠のもちかた〉

・合掌のときは両手にかけて、ふさを下にたらし、親指でかるくおさえます。
合掌しないときは、左手にもちます。

門徒式章

仏事に際しては、僧侶も門徒も服装をととのえます。
門徒の方は、念珠とともに「門徒式章」を着用し、威儀を正しておまいりしましょう。また、門徒式章の首後ろ側部分に下がり藤紋があるときは、上下逆にならないように気をつけましょう。

本ページは『浄土真宗 必携 み教えと歩む』「第5章 宗門の作法と仏事」をもとに、ホームページように作成したものです。